新潟大学 地域創生推進機構

シーズ集

TEL:025-262-7554 FAX:025-262-7513
E-mail:onestop@adm.niigata-u.ac.jp

知的財産の種類

主要な知的財産制度の比較

知的財産には、知的財産の法体系に記載されているような法的な制度が設けられていますが、それぞれにどのような違いがあるのでしょう。主要な制度について比較してみます。

■ 主要な知的財産制度の比較

法律
(権利)
保護対象 登録の要否 保護期間
特許法
(特許権)
発明 自然法則を利用した技術的なアイディアのうち高度なもの 必要 出願から20年
実用新案法
(実用新案権)
考案 自然法則を利用した技術的なアイディアで、物品の形状、構造または組合せに関するもの 必要
(審査なし)
出願から10年
意匠法
(意匠権)
意匠 物品の形状、模様、または色彩からなるデザイン 必要 登録から20年
商標法
(商標権)
商標 文字、図形、記号、立体的形状、または色彩からなるマークで、事業者が「商品」や「役務」について使用するもの 必要 登録から10年
(更新可能)
著作権法
(著作権)
著作物 思想または感情を創作的に表現したものであって、文芸・学術・美術または音楽の範囲に属するもの 不要 原則として著作者の生存中および死後50年

前記のうち、特許権、実用新案権、意匠権および商標権をまとめて産業財産権と呼ばれ、産学官連携活動を展開する上で重要な知的財産です。

産業財産権以外の知的財産で、最近脚光を浴びているのが、著作権です。

著作権に含まれるものとして、今までは小説や音楽などが代表的なものと考えられてきましたが、今日では、ソフトウェアのプログラム、データベース、デジタルコンテンツ、キャラクターなどが著作権の中に含まれ、経済的な取引が活発に行われています。

特にソフトウェアのプログラムは、著作権で保護されるだけでなく、特許権によって保護することもできます。 著作権においてはプログラムの表現(プログラムリストなどのプログラムの文章)を保護し、特許権においてはプログラムのアルゴリズム(コンピュータに実行させたい目的の手順、アイディア)を保護します。

■ プログラムの著作権と特許権

img_research-results_kind01

大学では、その他に教職員のノウハウや研究成果としての有体物(マテリアル)なども知的財産として認識し、職務発明規程など管理する規程を制定しています。