つながる研究

人文社会科学

子どもは世界をどう理解しているか ~ 子どもの理解評価のための方法の検討と提案 ~

教育学部

認知発達研究室

人文社会科学系 教授

中島 伸子 NAKASHIMA Nobuko

専門分野 発達心理学、認知発達
キーワード 概念発達、理解、学び、子どもの病気理解、心理学研究法、子ども、保育、小児医療

研究の目的、概要、期待される効果

 乳幼児は無能で受動的だと思われるかもしれませんが、そうではありません。発達のごく初期から、基礎的学習能力、他者から学習する能力が働いています。周囲の環境をいくつかの世界―物の世界、生物の世界、心の世界―に区切り、各世界に固有の考え方で現象をとらえることも可能です。これらの認知・社会的基盤を土台に、子ども自身が積極的に環境と相互作用することで、就学前までには、大人の理解と本質的にはさほど相違のない豊かな理解を構築するのです(1)。
 私もこうした新しい発達観のもと、小さいお子様を対象に心身の理解、自己理解の発達等について調査を行ってきました。一人ずつ面接をして理解評価をする研究法をとることが多く(3)、様々な工夫をしてきました(例えばパペットを使用するなど(4))。質問形式によっても得られるデータは異なり、細かい配慮がかかせません。
 最近では、子どもに関わる現場から生じる課題を出発点として研究に取り組みたいと思うようになりました。その一例として、小児医療現場をフィールドとした研究があります(2) 。
 これまでの調査経験を生かして、現場の方々のニーズによりそった研究計画の設計・分析法の提案や支援を行い、その成果を自分の研究に活かしたいと考えています。

   
関連する知的財産論文等

外山紀子・中島伸子. (2013)乳幼児は世界をいかに理解するか-実験で読み解く赤ちゃんと幼児の世界 新曜社

子どもの病気理解研究会.(2018)病気やケガの子どもに配慮した医療環境に関する調査報告. デザインエッグ社

中島伸子・河合祥子(2017)身体的痛みに関する質問に対する幼児の反応バイアス-肯定バイアスに注目して-乳幼児医学・心理学研究, 26, 121-130

アピールポイント

 子どもに関する実態調査、教育・保育実践の効果検証の方法のご提案、データ収集・分析の支援ができるかもしれません。
 子どもに関わる現場から生じる課題を出発点として一緒に研究に取り組みたいです。

つながりたい分野

・子どもや子育てに関するあらゆる施設/部署。保育、教育、小児医療施設など。


お問い合わせは
新潟大学地域創生推進機構
ワンストップカウンター まで 
onestop@adm.niigata-u.ac.jp

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