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新潟大学高度技術研修「ディジタル信号処理と音声処理技術研修コース」

2014.09.29 更新

目 的

民間企業および公的機関の研究者、技術者、教育・研修従事者等に対して、種々の情報を提供すると共に、その活用方法や先端的かつ高度な技術習得を行うための自己研鑽等の場を提供します。
また、高度情報技術社会にも対応可能な人材育成、国際化・資格化の支援等を通して地域社会の活性化に貢献・寄与することを目的とします。

概 要

受講対象者を少数に限定するので、個人の習熟度に応じた柔軟性のある指導を受けることができます。講師は新潟大学の教員が担当し、施設は新潟大学を利用します。

開設コース

本年度は、ディジタル信号処理と音声処理技術研修コースを開設します。
修了者には修了証書が授与されます。

「ディジタル信号処理と音声処理技術研修コース」概要

ディジタル信号処理は、計算によって信号を処理するコンピュータ技術のひとつです。特に信号データをコンピュータに取り込んで処理するという方式であることから、アナログ信号処理では困難な処理でも自在に設計しやすいという特徴があります。近年のコンピュータの高速化と大容量化によって、ディジタル信号処理の適用範囲は拡大しています。例えば、CDのようなディジタルオーディオ、デジカメのようなディジタル画像やDVDのようなディジタル映像などから、ディジタル通信、地デジTVなど、枚挙に暇がありません。携帯電話のような音声通信もディジタル信号処理が活躍する代表的な応用分野です。信号処理の基本技術から音声処理に特有な処理まで、種々の技術が利用されています。音声の分析、認識、合成の技術向上に加えて、人間支援・福祉技術への応用も盛んに研究が進められてきています。
本研修では、ディジタル信号処理に関する基礎、信号解析法、フィルタ設計法などについて解説していきます。また、信号処理の例として音声・聴覚の特性、信号・聴覚信号処理などについて概説した上、現在の研究動向についても紹介していきます。実習では、コンピュータソフトウェアを使用したディジタル信号処理の実習を行います。作成したフィルタを組み合わせて、単純な音声合成、評価などを体験していただくことで、音声処理に関する理解を深めていただきます。

募集要項

募集人員、受講資格および講習料

  • 講座名 :「ディジタル信号処理と音声処理技術研修コース」
  • 募集人員: 10人
  • 受講資格:技術者・研究者
  • 講習料 :9,700円
     (※新潟大学産学地域連携推進機構協力会会員へは講習料支援があります。詳しくは、協力会事務局へお問い合わせください。)

開設期間

平26年9月29日(月) ~ 平成26年9月30日(火)

研修会場

新潟大学大学院自然科学研究科総合研究棟情報理工系Ⅰ-202室

受講申込受付期間

平成26年8月22日(金) ~ 平成26年9月22日(月)

お申込手続きについて

  1. 受付は、原則として先着順とします。
    (*ご入金の前に参加申込の旨、下記のお問い合わせ先にご連絡ください。)
  2. 受講申込書(冊子:「開講のご案内と募集要項」に添付)に必要事項をご記入の上、「受付期間内」に金融機関にて講習料を振り込んでください。(振り込み手数料は受講者の負担となります。) その後、金融機関の受領印のある「受講申込書」を下記申込先へ送付(または持参)してください。
  3. 募集人員を超えた場合は受講をお断りする場合がありますので、ご了承願います。
  4. 申込後に受講できなくなった場合は、必ず下記の申込先にご連絡願います。
  5. 講習料振込の際、金額はお間違えのないようお願いします。

※冊子:「開講のご案内と募集要項」は、下記へご請求ください。

お申込およびお問い合わせ先

新潟大学研究企画推進部産学連携課  電話:025-262-6532
〒950-2181 新潟市西区五十嵐二の町8050番地

申込書に記入頂く住所・電話番号等の個人情報は、本研修に関する連絡および手続きのためのみに利用します。
個人情報は、適切に管理し、法令等に基づく場合を除き、利用目的以外のために利用又は提供することはありません。

研修内容

「ディジタル信号処理と音声処理技術研修コース」

講 師:新潟大学大学院自然科学研究科/工学部福祉人間工学科・准教授 岩城 護
会 場:新潟大学大学院自然科学研究科総合研究棟 情報理工系 Ⅰ-202室

期日時間形態時数内容
9月29日(月)?9:30~12:30講義1??3??ディジタル信号処理に関する基礎、信号解析法、フィルタ設計法などについて概説する。
?13:30~16:30?実習1??3コンピュータソフトウェアを使用したディジタル信号処理の実習を行う。
9月30日(火)?9:30~12:30講義2??3音声・聴覚の特性、信号・聴覚信号処理などについて概説した上、現在の研究動向についても紹介する。
?13:30~16:30実習2??31日目に作成したフィルタを組み合わせて、単純な音声合成、評価などの実習を行う。
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