農・食・バイオ
農学部 食品科学プログラム
栄養制御学研究室
専門分野 | 食品科学、栄養化学、タンパク質・アミノ酸代謝 |
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キーワード | 災害食、日本災害食、要配慮者、食の備え、ローリングストック |
災害に備えた非常食は長期保存性が最重要視されておりますが、発災後の喫食時での高齢者や乳幼児、栄養制限者等の食べる側の視点では、改善の余地が多くあります。また食事及び生活指導は、被災地での誤嚥性肺炎等の低減につながることも明らかとなってきました。
そこで「災害食」の用語を提唱し、新潟中越地震、中越沖地震、阪神淡路大震災、東日本大震災等における食の課題を研究し、組織として改善を提言してきました。
日本災害食学会の設立協力等、災害に向けた食の備えの充実を図っています。
関連する知的財産論文等 | 大学を軸とした産学官連携の食品研究開発と教育の展開:「災害食の研究:災害時の食の改善による減災、日本災害食認証基準」、食品と開発、2016. 災害時における食とその備蓄、―東日本大震災を振り返って首都直下型地震に備える―、建帛社、2014. 災害時の栄養・食糧問題、日本栄養・食糧学会編(分担執筆)、建帛社、2011. 災害食の事典、日本災害食学会監修、朝倉書店、2023. |
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日本災害食の普及、備えの促進を目標に取り組んでいます。新潟大学地域連携フードサイエンスセンターや学会等のネットワークも生かし、課題解決に向けて進めています。
食品製造、流通、販売等に関わる分野。自治体等の災害に関する部署(災害対策、保健所、栄養士など)。また災害対策機関等の皆様との連携をお待ちしています。