研究シーズ集

医療・健康・福祉

スキンケア、がん看護ケアの開発、補完代替医療ケア、MCI(軽度認知障害)やフレイル予防に関する実験研究

医学部 保健学科

看護ケア開発・アンチエイジング

医歯学系 准教授

柿原 奈保子 KAKIHARA Nahoko

専門分野 スキンケア、看護ケア開発、認知症予防ケア、アンチエイジング、補完代替医療、統合医療、がん看護
キーワード 新潟の特産品、自然材料、補完代替医療、統合医療、スキンケア、看護ケア開発、フレイル予防、MCI予防、外国人介護・看護労働者の定着支援、外国人医療者と地域住民の共生コミュニティづくり

研究の目的、概要、期待される効果

 治療の進展同様、看護ケアも新たな効果的な手法が必要とされています。看護ケアのめざすところは心身のケアを通して治療を最良の状態で受けることができるようにすることや、より健康な状態を目指すこと、加齢現象の進行を抑制したり健康寿命を延伸することにあると考えています。
 当研究室では、主に2つのテーマに沿って研究をすすめています。1つ目は、看護ケアやスキンケアに関する研究です。これは植物成分など補完代替療法に用いるような自然由来材料を活用しながら、看護ケアを実施することにより、より心地よく効果的な看護実践となることを期待しています。そのための看護ケア材料開発をして科学的根拠を検証していくことを目的としています。2つ目はフレイル(認知機能・身体機能・精神面・社会面)の予防・改善に関する看護的アプローチについての介入研究にも取り組んでおり、健康寿命を延ばすことを期待します。
 これらの研究を進めるにあたり、実験動物や細胞培養実験による基礎医学的研究手法をはじめ、健康な人による実証研究、患者様に対する臨床研究による幅広い手法を用いて研究を行っています。

   
関連する知的財産論文等

Green cocoon-derived sericin reduces cellular damage cuseda by radiation in human keratinocytes. Scientific Reports, Feb 6, 2024.

Doi:10.1038/s41598-024-53712-x https://research-er.jp/articles/view/130680

向老期皮膚熱傷モデルに対する初期局所療法での洗浄剤選択に関する研究 看護理工学会誌4(2)90-97.2017

完全学内型老年看護実習に高齢者の一般住民参加を取り入れて 看護教育, 医学書院. 64巻5号, 2024.(掲載予定)

アピールポイント

①新潟で生産される農作物や植物を活用して、新たな看護ケア方法の効果を検証していきたいと考えています。②認知機能向上について検証したいと考えます。

つながりたい分野

 農産物や植物に関連する産業界、
 補完代替医療に関心のある産業界
 化粧品・バイオ創薬企業
 アンチエイジングに関心のある企業


お問い合わせは
新潟大学社会連携推進機構
ワンストップカウンター まで 
onestop@adm.niigata-u.ac.jp

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