研究シーズ集

共通・他の領域

「用と美との融合」融合領域で始まるデザイン表現研究

工学部 人間支援感性科学プログラム

デザイン研究室

人文社会科学系 准教授

橋本 学 HASHIMOTO Manabu

関連URL:
http://researchers.adm.niigata-u.ac.jp/html/203_ja.html

専門分野 デザイン、機能造形、環境芸術
キーワード デザイン表現、意匠提案(プロダクト、パッケージ)、商品開発(ブランド開発)、空間演出(ディスプレイ)

研究の目的、概要、期待される効果

 商品開発において、構想をアウトプットする過程で色・形・パッケージ・展示会での演出等、デザインが関係する場面は多く存在しています。このデザインする行為は、通常、開発とともに寄り添って進められます。表面的なビジュアルの築きでは無く、クライアントと共に商品コンセプトを考え戦略的に進められればと常に考えています。開発初期段階での商品コンセプトの方向性は大事であり、商品の着地点に大きな影響を与えます。
 私の研究室では、芸術領域での表現と、定量化した数値を解析する工学領域とを融合した研究環境を築いています。平成28年に開設した工学部の融合プログラムに席を置き、総合的なデザイン研究に向き合う体制を整えました。今まで関わったデザイン表現では、プロトタイプの家具や、照明器具、イベント企画を運営しながら開発した日本酒のデザインワーク等です。また、動作解析を進めながら開発した健康器具、商品展示会等の演出を視野に入れ、プログラミングを活用した制御技術を用いたインタラクティブな空間表現活動も始めています。
 人々の生活を豊かにするモノの提案や、次世代の生活空間で用いる機能造形の新たな開発が、私の研究室です。

日本酒「新雪物語」「SHISUI」企画開発/パッケージデザイン

3Dソフト3Dプリンターを用いた検証模型制作

   
関連する知的財産論文等

著書「うちのDEアート15年の軌跡地域アートプロジェクトを通じてみえてきたもの」(新潟日報事業者)

論文「日本酒のブランド再構築…デザイン教育の実践から」(新潟大学教育学部研究紀要、第8巻第1号)

論文「森林資源を用いたアートプロジェクトの実践杉玉プロジェクト」(環境芸術学会学会誌、Vo l.16)

アピールポイント

 芸術系の表現力と工学系の分析力を活かした商品開発及び展示会等の空間演出を提案・実践出来る研究環境があります。

つながりたい分野

・商品開発を視野に入れ事業を進めている産業界、新たなブランド開発を考えている分野
・展示会での空間演出を目指す企業
・地域ブランドでの賑わいを作りたい自治体


お問い合わせは
新潟大学社会連携推進機構
ワンストップカウンター まで 
onestop@adm.niigata-u.ac.jp

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