研究シーズ集

医療・健康・福祉

専門的知識を有した教員が講義を行う教養科目の自治体職員等を対象とした開放と有用性の検証と可能性

医学部 保健学科

核医学研究室

医歯学系 教授

山崎 芳裕 YAMAZAKI Yoshihiro

関連URL:
https://www.clg.niigata-u.ac.jp/introduction/radiation_prof.html?prof_code=PRF0036

専門分野 核医学、放射線技術科学、医用画像撮影技術学
キーワード 放射線技術科学、医療と放射線、放射線と放射能、医療放射線の基礎知識、医療放射線の最新知識

研究の目的、概要、期待される効果

 医学部保健学科、放射線技術科学専攻は在籍学生に対して診療放射線技師の国家資格を取得することが大きな目標です。診療放射線技師の資格は、レントゲン(X線)技師とは別の資格です。診療放射線技師の扱う業務は一般的な胸部、腹部、骨撮影以外にX線CT撮影、MRI、血管撮影、SPECTやPET撮像、放射線治療など医師らの指示のもと実施を行っています。最新の医療装置は他の医療分野に比べてとても高価で操作に習熟することに時間と労力がかかることが特徴です。自治体やメディアにおいて医師と看護師の確保が取りざたされるものの、医療の縁の下の力持ちである診療放射線技師の重要性に関して議論されていることをあまり聞きません。当専攻では一般教養として「医療と放射線」と題した講義を第1期に開講し、毎年300名近い希望者がいる科目です。
 そこでこの「医療と放射線」に科目履修生として登録し、聴講してもらうことによって、医療放射線の知識を広く知ってもらいたいと考えています。その結果、特に自治体において先進的な装置の導入や患者さんに優しい医療の推進そして政策等に役立てられることが目的です。また、有用性や他の可能性についても検証したいです。

医療と放射線の講義風景

講義の開放による有用性の検証

   
関連する知的財産論文等

初年次大学生における診療放射線技師に対する意識について.日本放射線技師教育学会論文誌,7,43-48,2015

大学GPにおけるチーム医療の取組.日本放射線技師教育学会論文誌,7,48-52,2015

アピールポイント

 医療放射線の専門的な知識を有した教員の講義を受講することで、少しでも医療放射線に興味を示してもらいたいです。また、そこから広がる可能性や必要性・有用性を検証したいです。

つながりたい分野

・医療放射線の知識を必要とする自治体やメディア
・病院を有する機関のメディカルスタッフ以外の職員


お問い合わせは
新潟大学社会連携推進機構
ワンストップカウンター まで 
onestop@adm.niigata-u.ac.jp

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