機構概要
背景
日本全体として、地域の空洞化が深刻な問題となっており、地域で育った特色ある産業や地域自体の魅力化が必要と考えています。新潟大学は、新潟地域に基盤を持つ地域中核研究大学として、自治体や産業界と協働して、地域創生の取り組みをさらに推進するために、社会連携推進機構を設置しました。
目的
新潟大学社会連携推進機構は、新潟大学の社会貢献の理念・目標に沿って、地域協働、地域人材育成及び産学イノベーションの活動を一貫して推進し、もって地域の課題解決及び産業の発展に寄与することを目的としています。
体制図
社会からの窓口を1つにするために、本機構内に、社会との共創、地域人材育成、産学連携に係る3部門を設置し、各部門に専門人材を配置しています。
また、大学発ベンチャーの育成・創出を目的としたベンチャリング・センター、産業安全分野における研究・人材育成を目的とした産業安全文化協創センターを設置しています。
-Division of Community Collaboration-
地域協働部門
- 地域共創に係る企画・立案
- 共創イノベーションプロジェクトの企画及び運営
- 学外機関及び学内組織との連携による地域共創活動の推進
- 地域共創推進のための外部資金獲得の推進及び支援 ほか
-Division of Regional Human Resource Development-
地域人材育成部門
- 地域課題を踏まえた人材育成に係る企画・立案
- 地域課題を踏まえたリカレント教育プログラムの開発及び実施
- 地域課題を踏まえたリカレント教育のための学外機関及び学内組織との連絡・調整
- 地域課題を踏まえたリカレント教育に係る情報提供 ほか
-Division of Innovation for industry and academia-
産学イノベーション推進部門
- 産学連携及び知的財産に係る企画・立案
- 研究シーズの社会実装
- 外部機関との受託研究、共同研究及び組織型共同研究の推進並びに支援
- オープンイノベーション施設を活用したライフイノベーションの推進
- 知的財産の創成、取得及び管理活用
- 産学官連携リスクマネジメント ほか
-Office for Life Innovation-
ライフイノベーション推進室
- ヘルス・ライフサイエンス分野における企業等との連携に係る企画・立案
- ヘルス・ライフサイエンス分野における本学の研究シーズ及び企業情報の収集及び分析
- ヘルス・ライフサイエンス分野における組織型共同研究の推進及びマネジメント
-Venturing center-
ベンチャリング・センター
- 大学発ベンチャーの育成・創出、学外機関との連携等
- 大学発ベンチャー創出促進のための学内ネットワークの構築及び運営
- 研究調査及び社会への発信
- 大学発ベンチャーの育成・創出に関連した資金の獲得及び運営 ほか
-Center for Industrial Safety Culture and Sustainable Innovation-
産業安全文化協創センター
- 産業安全分野における企業等支援のマネジメント
- 産業安全分野における各種改善・支援手法の研究
- 産業安全分野の普及・発展に向けた教育プログラムの策定及び人材育成
- 産業安全分野における支援・改善手法の開発・実施 ほか