社会基盤
工学部 社会基盤工学プログラム
セメント・コンクリート研究室
専門分野 | コンクリート工学 |
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キーワード | 高炉セメント、シリカフューム、溶融スラグ、水和物、耐久性 |
産業副産物や廃棄物をコンクリート用材料として有効活用し、高耐久なコンクリートの開発に関する研究をしています。
材料・配合を適切に選定することによって、生成する水和物を制御し、高耐久化を実現する手法を検討しています。これによって、現在活用されていない材料を用いてコンクリートの性能を向上させるだけでなく、コンクリートに悪影響を及ぼす材料による性能低下を他の材料や配合の工夫によって補って使用するなど、処分に困っていた廃棄物などの資源化にも応用できると考えています。
これまでの研究では、JIS規格を満たさないシリカフュームを用いたコンクリートの高耐久化、ゴミ溶融スラグを用いたコンクリート製品の開発を行いました。(右図参照)
高炉セメントB種(BB)にシリカフューム(S)を加えた3成分系結
合材コンクリートの塩分浸透抵抗性
溶融スラグを骨材として用いたコンクリートの耐凍害性
関連する知的財産論文等 | 1)真島耕平,川原真一,菊地道生,佐伯竜彦:高炉スラグ微粉末およびシリカフュームを用いたセメント系硬化体 の塩分浸透抵抗性,セメント・コンクリート論文集,No. 66,pp. 452‐458,2012.12 2)佐伯竜彦, 真島耕平, 菊地道生,斎藤豪:各種シリカフュームを用いたセメント系硬化体の塩分浸透抵抗性,セ メント・コンクリート論文集,No. 68, pp.352-359 ,2014.12 |
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種々の分析装置を保有しており、生成する水和物からコンクリートのマクロな性能を評価することが可能です。
・副産物や廃棄物の有効利用を検討してる自治体、企業との共同研究を希望します。