人文社会科学
2025.04.23
中小企業の価値共創ネットワークの成功要因に関する研究
経済科学部 経営学プログラム
有元研究室 (中小企業ナレッジネットワークセンター)

有元 知史
ARIMOTO Satoshi
人文社会科学系 准教授
研究の目的、概要、期待される効果
経済科学部教員を中心とした中小企業ナレッジネットワークセンターでは、大学財産を活かした中小企業の知の拠点づくりを進めてきました。地域大学、中小企業、金融、行政、士業が連携する産官学金士の連携を深め、中小企業の研究や教育活動を通じて、地域の中小企業のストロングポイントや課題を広く内外に発信することを目指します。現在、私はそのセンター長をさせて頂いております。
中小企業ナレッジネットワークセンターでは、地域の中小企業の事例を分析し、ネットワーク構造を明らかにすることで、地域の中小企業ビジネスの成功の一助となるネットワークの成功要因を明らかにしていきます。 現在、センターでは2つの研究が走っています。ひとつは、ネットワーク分析の手法を用い地域の中小企業ネットワークの強みや課題を明らかにする研究です。中小企業ネットーワークの構造や中核的企業の役割を明らかにします。もう一つは、イベントを通じて地域の中小企業ネットワークがどのように変化するかを事例を通じて明らかにしていきます。
個々の企業だけでなく地域の中小企業ネットワーク全体としていかに競争環境で勝ち抜くかを明らかにすることができると考えています。
関連する知的財産論文等
- ・有元知史・石塚千賀子・曽國哲(2022)「産業集積地域の取引中小企業ネットワークの構造把握:ブローカー企業の役割に着目して」『新潟大学経済論集』112, 57-69.
アピールポイント
私個人としては中小企業の連携と管理会計の利用について関心があります。センターでは、会計分野に限らず、産官学金の連携から研究のシーズを形に変えていきたいと考えています。
つながりたい分野
- ・中小企業、共同組合他(業種業界は問いません)
- ・行政の中小企業施策の担当者
お問い合わせは新潟大学社会連携推進機構ワンストップカウンターまで
onestop@adm.niigata-u.ac.jp


