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品種名「コシヒカリ新潟大学NU1号」の新名称は、「新大コシヒカリ」に決定しました。

2023.09.29 更新

本学は、2023年9月28日(木)、駅南キャンパスときめいとにて、品種名「コシヒカリ新潟大学NU1号」の新名称お披露目記者会見を行いました。会見には、本学の牛木辰男学長と農学部の三ツ井敏明教授が出席しました。

新大コシヒカリは、新潟大学・刈羽村先端農業バイオ研究センター(KAAB)の研究グループ(農学部・三ツ井敏明教授ら)が開発した、高温・高CO₂耐性を有する新品種のコシヒカリです。

これまでは品種名「コシヒカリ新潟大学NU1号」を用いてきましたが、将来のさらなる拡がりを見据え、2023年7月27日に「新大コシヒカリ」を商標登録しました。

新名称は、令和4年11月7日(月)から12月25日(日)までの約1か月半の期間に一般公募し、全国各地から応募総数は2,506件の応募があり、「新大コシヒカリ」の名称は8名の方が応募されました。

新名称の選定では、自治体、流通、小売、マスメディアなどの有識者9名と新潟大学関係者3名で構成した新名称選定委員会にて3段階の選考を行い、外部有識者の多くが強く推薦くださった「新大コシヒカリ」に最終決定し、このたびのお披露目となりました。

また、最終選考においても最後まで議論された名称候補である「笑みこぼれ」と「太陽が生んだ真珠」についても、コシヒカリ新潟大学NU1号を表すにあたり素晴らしい要素をもった作品であることから学長特別賞を贈呈しました。

会見にて、新潟大学の牛木学長は「本日のお披露目記者会見に至るまでにご協力をいただいた刈羽村の皆さまをはじめ、ご関係の皆さまにあらためて感謝を申し上げたい。新たな名前「新大コシヒカリ」も皆さまに親しんでいただきたい」、三ツ井教授からは「多くの皆さまと共に「新大コシヒカリ」を愛されるお米に育てていきたい」と述べました。

新潟大学は、今後も本学の教育研究成果をもとにして、地域との協働による様々な活動を行い、地域社会の発展への寄与を目指して取り組んでいきます。

 

関連サイト:新潟大学が開発した水稲品種「コシヒカリ新潟大学NU1号」とは
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